役所に申請に行ったIさんの実例と2013年の生活保護行政

ある施設の写真です・・・
ある施設の写真です・・・

サークルドアの記事をいつも見て頂きありがとうございます。

ここのホームページの良質な情報で皆さんが抱いている生活保護やそれに関連する諸問題の誤った知識を無くし、正しい判断が出来るようになることを願っています。

 

本日は、当団体「サークルドア」(役所に申請に行ったNさんの実例と2013年の生活保護行政)の活動実例をご紹介いたします

(読了3分程度の記事になります。皆さんが生活保護の申請を行う際に、どのような問答がなされるのかを実例を交えご紹介します。どうぞ最後までお読みください。)

サークルドアは「食料支援&住居支援」をしているボランティアです。

路上から脱出し、アパートに居住することで生活の基盤を整え、自立への道筋をサポートしております。

 

さて、まず初めに生活保護を受けるために必要な要素、それは・・・

“今現在生活に困窮していること”

それだけです。

 

「たったそれだけ?」とお思いになる方、「いやいや一度福祉事務所に行ったけどそうは言ってなかった!」とお思いになる方など様々いると思いますが、本当にこれだけです。

 

 

2013年現在、福祉事務所窓口での対応は非常に柔和なものになっています。

これは北九州での生活保護者への保護辞退の問題、加えて、いわゆる水際作戦といわれる福祉事務所窓口での保護申請者の受付回避が問題となり、それにリーマンショックによる解雇者への対策としての保護の速やかな実施を促した厚労省通知が重なったことが要因です。

実際に、サークルドアでは生活保護窓口に出向き追い返されたり、申請そのものを受付けないと言われたりすることは一度もありません。(それでも一人で申請にいくと自分の実情を客観的に離せない場面も多いので、支援者と同行することをお勧めします。)

 

 

例えば、今現在サークルドアの一時住居に住んでおり、アパートへの転宅準備をしているNさんの例を紹介します。

サークルドアを突然訪問した彼は30代半ばですが、精神的な疾患を抱えており、すぐに就労するのは難しい状態でした。

私たちから見ても、彼はまだまだ働ける年齢ですが、本人の希望と本人の精神状態、今現在の収入はほぼ0だということで、サークルドアが生活保護申請のお手伝いをすることになりました。

30代半ばというという時点で申請窓口でも重点的に働けるか否かを確認される年齢です。

 

しかし今回のケースでは、申請に同行すると今現在収入が0である点の確認と多少の問答が終わると、福祉事務所様はすんなりと生活保護の実務の手続きや説明を行ってくれました。

結果、彼はサークルドアの提供する一時的住居へ入居が決定し、精神状態も安定し、就労と自立へ向け着実に歩みを進めつつあります。

 

 

これが、2013年生活保護行政の実態です。

申請者を門前払いするような違法な対応をする福祉事務所はまずありません。真摯に相談者と向き合ってくれます。

 

ただし、ここで一つ気を付けるべき点があります。

それは施設(様々な定義がありますが割愛します。)へ入居することを勧められることです。

 

施設については賛否両論あり、行政側や運営側としても多少の問題は致し方ない側面があります。

この問題については、次回にお話ししたいと思います。